アラックスエコファンクラ

ブ


第5回千葉県教育長賞

タイトル:ゆかいなみらいのごみばこ

拡大
船橋市立夏見台小学校(3年)
岩瀬 稜平 さん
ごみをすてたら、ごみをとかしたり、切ったりして、新品になって出てきます。
【審査員講評(生田裕人氏)】
色鉛筆でていねいに書き込んだ、思いのこもった味わいのある作品です。地面の下の秘密の世界、迷路のように入り組んだごみの移動ルートをたどっていくと、色々な工夫を経て、いらなくなったものが新しい役立つものに変わっていく様子が読み取れて、希望をつむぎだす装置のようにも感じ取れます。場面ごとに色をかえ、すみずみまで大切に書き込む姿勢もとても良いと思います。

【審査員講評(吉村明子氏)】
画面いっぱいの迷路に思わず目が釘付けになりました。ひとつひとつたどっていくと地下には工場があってロボットがゴミから消しゴムや車を作っています。色鉛筆でていねいに描き込んだ確実な描写がストーリーの面白さを引き立たせているように思います。
【本人喜びの声】
捨てたものが新品のものに変われば良いと思って描きました。この絵を先生と友達にみせたいなと思いました。受賞を聞いた時は超うれしかったです。

【ご父兄喜びの声】
毎日絵を描いているので、いつも描いている絵が認められた事はとても嬉しかったです。車がとても好きなのと、消しゴムが買っても買っても無くなっているので、それが作品に反映されていると思いました。普段はできるだけ自分で分別してごみ箱に捨てるようにしています。(母)
タイトル:うちゅうゴミボール

拡大
船橋市立西海神小学校(2年)
山本 怜史 さん
うちゅうに行ってみたい。ほしがたくさんあってひろいからゴミもボールの中に入れてうかしてみたい。
【審査員講評(生田裕人氏)】
空中にふわふわと繰り出されるシャボン玉のようないろいろな大きさのボールと、それをつなぐチューブのつくりだす独特のやさしい形の連続がとてもゆかいな効果を生み出しています。すごろくのような感覚でたどっていくと、画面の中を散歩しているような感覚でとても楽しくさせてくれます。宇宙に広がる夢がかわいらしいタッチで描かれたすてきな作品です。

【審査員講評(吉村明子氏)】
絵の具とクレヨンを上手に使い低学年とは思えない細かな描写が光っています。大小広がる宇宙のゴミボールはまるで遊園地のようです。楽しく伸びやかな絵の世界がとても魅力的な作品です。
タイトル:アリクイ親子のキラキラゴミ拾い

拡大
千葉市立真砂第四小学校(6年)
堀 雛子 さん
私がなぜ、ふつうみんながかかないような動物、アリクイにしたかというと、アリクイは長い舌を持っているからです。アリクイ母さんはその長い舌で地球のゴミを拾ってくれます。そして、その拾ったゴミを宇宙でキラキラと光る星にしてくれます。アリクイ母さんの子供もお手伝いをしているのです。
【審査員講評(生田裕人氏)】
深い青に画面を大きく斜めに流れる、美しくちりばめられた無数の星が、広い宇宙のイメージを見る者の心に広げてくれます。アリクイの白がことさらさわやかです。飛び出す星をはぜる様なタッチで描いたり、何気ない工夫がほどよく画面になじんでいます。しっぽの子アリクイもほほえましく、登場するいろいろなものの大きさもほどよく整えられ、静かでやさしい画面ができあがっています。

【審査員講評(吉村明子氏)】
ブルーの色彩に白いアリクイと白い銀河の対比が遠くからでも良く目立ちました。長い長い舌をもったアリクイのお母さんはまるで絵本から飛び出してきたようです。子供のアリクイも地球のゴミひろいのお手伝い。お話の続きが知りたくなる夢のある作品です。
【本人喜びの声】
アリクイは動物の中でも特に長い舌を持っていて、その長い舌を活かしてごみを拾ってくれると良いなと思いました。私たち人間は色々な意味で環境を破壊していて、人間以外の動物の住処を奪ってしまっているのですが、私の想像する未来では、弱い立場の動物たちが先頭に立って地球をきれいにしてくれているのですが、その中でもアリクイが長い舌を活かして地球をきれいにしてくれていて、もしそんな未来があったら良いなと思いました。でも、その前に私たち人間がごみをへらす努力をしないといけないと思いました。まさかこの絵が賞をもらうとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。

【ご父兄喜びの声】
小さい頃から絵を描くのが好きな子で、絵を描いていれば満足という子でした。でも賞をもらうのは初めてなのでびっくりしました。普段はエコについて熱心に話すことはあまりないのですが、子供がこの絵を描いた事がきっかけで「地球は人間だけのものじゃないし、未来にきれいな地球を残したいよね」という話をしました。(母)
® 作品の著作権はコンクール主催社とアラックス株式会社に帰属します。
画像使用、画面転載、リンクは使用申請が必要です。お問い合わせはこちら(広報宣伝部)。
back